春合宿特集&
後藤先生リサイタル特集!! 発行所 関西笛の会事務局 編集 :間野久美子
〒572-0019 大阪府寝屋川市三井南町24-2-101
TEL/FAX 072-833-4081 E-mail tsushima@fuenokai.net
みなさんこんにちは! 雨にも風にも負けず意外に長持ちした桜も、もう葉桜。いよいよ新年度が始まりました。 新しい学校、新しい生活、慣れるまでドキドキの毎日が続きますが、フルートにもフレッシュな気分を持ち続けたいですね♪ |
毎年恒例となりました春合宿が、3月27日(月)から3月31日(金)の4泊5日で行われました。場所は京都府美山の「やまびこ堂」です。 |
今回の合宿のココがすごかった! |
@過去最多参加人数を達成☆ 小学校1年生から大人まで、総勢32名がそれぞれの目標に向かって頑張りました。これは近年稀に見る多さで、講師が足りないやらスタッフ一同大忙しでした。 |
A合宿のテーマが、ずばり「目標と感動」。 「目標」4泊5日の合宿をより充実したものにするために、全員が初日に個人目標(音色を良くしよう、etc…)を立てました。今回は、「合宿中はずっと目標を意識する」というレベルでの取り組みでしたが、今後は、個々人の目標に合わせた練習メニューを立てたりといった発展も見られるのではないでしょうか。 |
B新企画が盛りだくさん テーマ「目標と感動」のもと、「モデリング」を実践。 モデリングとは…?? 手本を聴いたり、見たりすることによって、自分の能力を高めていくという考え方。合宿では、講師の先生方が指導曲集を演奏したり、有名なフルーティストの演奏のCDを聴いたり、歌手や吹奏楽のDVDを鑑賞してその表現の仕方を学んだりしました。周りにフルートの上手い子が沢山いて、自分がその中に目標としたい人を見つけることができ、上手い人がどんな練習をしているのか間近に見ることができる…合宿そのものが「モデリング」に最適の場ともいうことができます。 |
写真:左から麻梨乃ちゃん、対馬先生、京香ちゃん |
合宿に行こうと先生に言われたとき、行こうか行かないか迷いました。 でも、フルートがさいきん上手にならないので、ちょっとでも上手になろうと思って、行くことにきめました。 おむかえの車が来たとき、とてもドキドキしました。 車に乗ってる時、どんなところに泊まるのだろうと思いました。 着いたら合宿所はとても広くてどこがどのへやなのかわからないくらいでした。 合宿の間とても楽しかったです。 お友だちができたし、みんなとてもやさしかったです。 いずみちゃんにトランプをかしてもらってポーカーとかをしました。 おもしろかったです。 フルートの練習をがんばって「みんなともだち」をふけるようになってとてもうれしかったです。 合宿に行ってフルートがもっと好きになりました。 おとなになるまでがんばります。 |
私は、三日目からフルートの合宿にさんかしました。 はじめは、ちゃんと友だちができるか心ぱいでした。 次の日、みんなのきょくをへやで聞きました。 夜にみんなのきょくのはっぴょうをしました。 そして、みんなでお風呂に入りました。 |
5日間の予定を全部キャンセルして(これができた今の生活と家族に大感謝!)合宿全行程参加の決心をしたのに、風邪がなかなか治らず、当日の朝、針治療をしてもらっての参加でした。 ところが、先生方の熱心さと優しさに感激し、先生方のフルート演奏をたっぷり聴け、CDやビデオでもフルート演奏を楽しめて、たっぷり音楽の世界に浸りきった素晴らしい5日間となりました。 どれだけ上手になったかはまだわかりません。帰ったら暫く練習しなくなってしまいましたもので。 |
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加藤喜美子 さん |
合宿最終日に、「合宿で感動したこと」を 自由に書いてもらいました |
雪遊びが楽しかった! | 自分が上達していくのがわかって良かった。 | 合宿に参加したことで、自主的に練習するようになった。 |
自分が次に習う曲を先生がモデリングで吹いてくれたのが参考になった。 |
・新しい友達が沢山できた! | 先生方のモデリングに感動した。 | Jrフェスティバルで演奏する曲を上手に合わせられるようになった。 | みんなで鑑賞したサラ・ブライトマンのDVDに感動した。 |
編集後記 寄稿いただいた皆さん、ご協力ありがとうございました。 合宿に参加された方の感動の声を聞くと、スタッフ陣で試行錯誤を繰り返した末に生み出された新企画が、みなさんにちゃんと受け入れられたことが伝わってきて嬉しくなります。そしてそれ以上に、合宿の成功は、32名全員の「合宿を充実させたい」という熱意と努力があってこそのものだったのだな、と改めて合宿の素晴らしさを実感します。年齢も住む地域も実にさまざまな人たちが、フルートでつながって、活気あるコミュニティを形づくっていく・・・“音楽”っていいですよね。 間野 久美子 |